キッチンカーの出店は、毎回ちがう場所、ちがう天気、ちがうお客様との出会いです。そのぶん、お店を構えた営業にはない「あるある」も生まれます。
この記事では、キッチンカーの出店でよくある場面を6つ集めました。笑って読んでいただきつつ、次の出店で使える準備と道具をそえています。
キッチンカーの出店あるある6選
1. 会場の電波は、行列ができた瞬間に弱くなる
開店前は元気だった電波が、お客様が集まってくると急におとなしくなります。人が多い会場ではスマホを使う人も多いので、通信がつながりにくくなることがあります。
対策:回線を2つ用意し、つながらないときの会計の方法(現金のみにする、など)を決めておきます。くわしくはキッチンカーのオフライン決済と通信対策で解説しています。
2. スマホの電池は、売上と反比例して減っていく
よく売れる日ほど、会計に使うスマホやタブレットの電池が減っていきます。うれしい悲鳴と、電池残量の通知が同時にやってきます。
対策:大容量のモバイルバッテリーやポータブル電源を用意し、開店前に満タンにしておきます。夏は機器が熱くなりやすいので、直射日光が当たらない場所に置きましょう。
3. 「平らです」と言われた場所が、ほんのり坂になっている
一見平らな場所でも、車を止めてみると少し傾いていることがあります。少しの傾きでも、フライヤーの油が片寄ったり、鍋の湯がこぼれやすくなったりします。業務用冷蔵庫も、水平に置いて使うことが前提です(参考:キッチンCIRCUS)。
対策:出店場所に着いたら水平器で傾きを確認し、必要ならタイヤの下に高さ調整用の台を敷きます。車両の水平の取り方は車種や装備によって違うので、製作会社やメーカーの案内も確認してください。
4. 千円札は、一番最初のお客様から集まりはじめる
開店直後の数人が、そろって一万円札や五千円札で支払うと、お釣りの千円札が一気に減っていきます。まだ1時間もたっていないのに、両替の心配が始まります。
対策:出店の前日までに釣り銭を多めに両替しておきます。キャッシュレス決済を用意すると、現金のやりとりそのものを減らせます。端末の選び方はキッチンカーのキャッシュレス決済の選び方で紹介しています。
5. 行列ができると、「どの注文が誰のか」が迷子になる
注文が重なると、できあがった商品を持ったまま「〇〇のお客様〜」と呼びかける時間が増えていきます。
対策:注文のときに番号札を渡し、番号で呼ぶようにします。POSレジの注文番号と合わせると、受け渡しの取り違えを防ぎやすくなります。
6. 雨の予報は、準備が全部終わってからやってくる
前日までは晴れの予報だったのに、仕込みが終わったころに雨の予報。開催するかどうかの連絡を待つ時間は、なかなか落ち着きません。
対策:出店の前に、雨のときの開催の判断と、出店料の扱いを主催者に確認しておきます。条件は口約束ではなく、メールなどの文字で残しておくと安心です。出店場所の探し方はキッチンカーの出店場所・仕込み場所・駐車場の選び方も参考にしてください。
出店前のチェックリスト
| 確認すること | タイミング |
|---|---|
| 雨のときの開催の判断・出店料の扱い | 出店が決まったとき |
| 出店場所の傾き・段差・電源の有無 | 出店の前(主催者に確認) |
| 釣り銭の両替 | 出店の前日まで |
| バッテリー・モバイルルーターの充電 | 出店の前日の夜 |
| 番号札の数 | 出店の当日の朝 |