バーコードリーダーが読み取れないときは、「リーダー本体」→「入力の設定」→「バーコードそのもの」の順に確かめると、原因を早く見つけやすくなります。会計の途中で読み取れなくなると焦りますが、順番に見ていけば落ち着いて直せます。
「全部の商品で読めない」のか、「一部の商品だけ読めない」のかで、原因はだいたい分かれます。
| 症状 | 考えられる原因 | 確かめるところ |
|---|---|---|
| どの商品も読めない・反応しない | リーダーの電源・接続・設定 | リーダー本体と接続 |
| 読めるが、文字が全角・小文字になる | パソコンの入力モード・Caps Lock | パソコンの入力設定 |
| 一部の商品だけ読めない | バーコードの印刷・汚れ・余白 | 値札・ラベル |
どの商品も読めないとき:リーダー本体と接続を確かめる
- 電源と電池:ランプがつくか、電池・充電が十分かを確認します
- 接続:有線ならケーブルの差し込み、Bluetoothならペアリングの状態を確認します。Bluetoothのつなぎ直しはPOSレジのBluetooth機器がつながらないときの対処で解説しています
- 入力する場所:POSアプリで、商品を読み取る画面(入力欄)が選ばれているかを確認します
- リーダーの設定:設定が変わってしまっている可能性もあります。RECOREのヘルプでは、リーダーが反応しないときに「設定が消えてしまった」可能性をあげ、本体を初期化してから設定し直す方法を案内しています(参考:RECORE ヘルプ)
リーダーの多くは、取扱説明書にある「設定用のバーコード」を読み取って設定を変える仕組みです。別の設定用バーコードを読んでしまうと動きが変わることがあるので、初期化の方法は取扱説明書で確認しましょう。
文字が全角・小文字になるとき:入力の設定を確かめる
パソコン(Windows)でバーコードリーダーを使う場合、リーダーはキーボードと同じように文字を入力します。そのため、パソコン側の入力の設定の影響を受けます(参考:RECORE ヘルプ)。
- 入力モード:日本語入力(全角)になっていると、読み取った文字が全角になることがあります。タスクバーの入力モードを「半角英数字」に切り替えてから読み取ります
- Caps Lock:Caps Lockがオンだと、文字が小文字で入力され、商品が見つからないことがあります。Shiftキーを押しながらCaps Lockキーを押してオフにします。直らないときはパソコンを再起動します
日本語を含むQRコードが正しく出ない場合は、パソコンのキーボードの設定を変えると改善することがあると、サンワサプライが案内しています(参考:サンワサプライ)。
iPadでPOSアプリを使っている場合は、POSアプリの公式の案内も確かめてみてください。
一部の商品だけ読めないとき:バーコードそのものを確かめる
読み取れないバーコードによくある原因として、次のようなものがあげられています(参考:Barcodes, Inc.。2015年の記事)。
| 原因 | どういう状態か | 対策 |
|---|---|---|
| 明暗の差が小さい | 線と背景の色の差がはっきりしない | 白い背景に黒い線で印刷する |
| まわりの余白が足りない | バーコードのすぐ横に文字や模様がある | バーコードのまわりに余白を残す |
| 読み取る位置・角度 | 距離や角度が合っていない、光が反射している | 角度を変える、照明の反射を避ける |
| 印刷のむら | インクのにじみ・かすれ | 印刷し直す |
| 傷・汚れ・ゆがみ | 傷、汚れ、しわ、水滴 | 値札を貼り替える |
ビニール袋の上から読み取ると、光が反射して読みにくいことがあります。袋を少し伸ばして平らにする、角度を変える、などを試してみてください。
読み取れない間の会計はどうする?
POSアプリの多くは、商品を検索したり、商品コードを手で入力したりして会計できます。読み取れない商品は手で入力しておき、営業が終わってから値札を貼り替えましょう。
バーコードリーダーの選び方はPOSレジ用バーコードリーダー比較で紹介しています。