POSレジに使っているiPadは、OSの更新(アップデート)を自動にせず、POSアプリが新しいOSに対応したことを確かめてから、営業時間外に更新するのが安心です。「更新の通知が来たけれど、押していいのかな」と迷ったときの参考にしてみてください。
OSを更新したあとに、POSアプリや周辺機器がうまく動かなくなることがあります。会計が止まると困るので、更新の前に確認しておきたいことをまとめました。
更新の前に確認したい3つのこと
| 確認すること | 理由 | 確かめる場所 |
|---|---|---|
| POSアプリが新しいOSに対応しているか | 対応前に更新すると、動作が保証されないことがある | POSアプリの公式サイト・お知らせ |
| 使っている決済(電子マネーなど)に注意の案内がないか | 決済の種類によっては、確認が終わるまで更新を控えるよう案内されることがある | 決済サービスの公式ヘルプ |
| 自動アップデートがオンになっていないか | 知らないうちに更新されると、上の確認ができない | iPadの「設定」 |
Squareで電子マネーを使っている場合
Squareは、電子マネー決済を使っている加盟店に、iOS 27・iPadOS 27への更新を控えるよう案内しています。電子マネーの動作確認について、認証機関の認定をまだ得ていないためで、認定を得られ次第、改めて案内するとしています(参考:Square ヘルプセンター。2026年10月20日に確認)。
この案内は、状況によって変わります。更新する前に、Squareの公式ヘルプで最新の案内を確認しておきましょう。ほかのPOSアプリ・決済サービスを使っている場合も、それぞれの公式サイトのお知らせを確認しましょう。
自動アップデートを止める
iPadでは、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」→「自動アップデート」で、OSの更新を自動で入れるかどうかを選べます。自動でインストールする設定にしていると、更新があったときに、夜間に充電中でWi-Fiにつながっている間にダウンロードとインストールが行われます(参考:Apple サポート)。
POSレジに使うiPadは、自動でインストールしない設定にしておくと、確認する前に更新されるのを防げます。夜にレジのiPadを充電しておくお店は、特に確認しておきましょう。
アプリも自動で更新されます。アプリの自動更新は、「設定」の「アプリ」から「App Store」を選んで、オン・オフを切り替えられます(参考:Apple サポート)。POSアプリは更新で不具合が直ることもあるので、止めるかどうかはPOSアプリの案内に合わせて決めましょう。
更新するときのタイミングと準備
- 営業時間外に行う:更新には時間がかかります。開店前や閉店後など、会計がない時間に行いましょう
- バックアップをとる:Appleは、更新の前にiCloudやパソコンでバックアップをとるよう案内しています(参考:Apple サポート)
- 充電しながら行う:途中で電池が切れないようにします
- オフライン決済が残っていないか確認する:Squareでは、保留中のオフライン決済がある間に、ログアウト・アプリの削除・初期化をしないよう注意しています(参考:Square ヘルプセンター)
- 更新のあとに動作を確かめる:テストの会計、レシートの印刷、キャッシュドロアが開くかを確認してから営業を始めます
更新のあとにプリンターなどがつながらなくなったときは、POSレジのBluetooth機器がつながらない時の対処法や、キャッシュドロアが開かないときの確認手順を参考にしてみてください。
予備のiPadがあると安心
iPadが2台あるなら、先に1台だけ更新して、問題がないか確かめてから、もう1台を更新する方法もあります。更新でトラブルが起きても、もう1台で会計を続けられます。
POSレジの周辺機器の全体像はタブレットPOSレジの導入に必要な周辺機器まとめで紹介しています。